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make / take / do / have の使い分け完全ガイド

なぜこの4つの動詞で迷うのか

make・take・do・have は、日本語ではどれも「する」「やる」「持つ」といった訳語に収まってしまうため、 日本人学習者にとって最も混同しやすい基本動詞の組み合わせです。 「宿題をする」は do homework であって make homework ではない、「決断する」は make a decision であって have a decision ではない、というように、動詞ごとに相性の良い名詞(コロケーション)が決まっています。

このページでは、4つの動詞それぞれの「核となるイメージ」を先に押さえたうえで、代表的なコロケーションを 一覧で整理します。イメージさえつかめれば、丸暗記よりずっと少ない負担で正しい組み合わせを選べるようになります。

4つの動詞の核イメージ

make:ゼロから新しく生み出す

何もなかったところに、手や頭を使って新しいもの・結果を作り出すイメージ。

take:その場で受け取る・行動する

すでにあるものを手に取る、あるいは瞬間的な動作として何かを行うイメージ。

do:決まった作業・活動をこなす

内容が特に問われない、一般的な作業や活動を「こなす」イメージ。何をするかより「行為そのもの」に焦点。

have:すでに持っている・体験している

所有している状態、あるいは経験・体験をしている状態を表すイメージ。

make の代表的なコロケーション

英語表現日本語訳
make a decision決断する
make a mistake間違いをする
make an effort努力する
make a plan計画を立てる
make progress進歩する
make moneyお金を稼ぐ

いずれも「それまで存在しなかった結果(決断・進歩・お金など)を新たに生み出す」という点で共通しています。

take の代表的なコロケーション

英語表現日本語訳
take a break休憩を取る
take a picture写真を撮る
take a riskリスクを取る
take responsibility責任を取る
take medicine薬を飲む
take place(出来事が)起こる
「薬を飲む」を drink medicine と直訳してしまう人が多いですが、正しくは take medicine です。 薬は「摂取する行動」として捉えられるため take が使われます。

do の代表的なコロケーション

英語表現日本語訳
do homework宿題をする
do the dishes皿洗いをする
do exercise運動をする
do business商売をする
do research研究・調査をする
do one's best全力を尽くす

家事・勉強・仕事など、内容が決まりきった「作業」に対して使われるのが特徴です。

have の代表的なコロケーション

英語表現日本語訳
have a meeting会議を行う
have breakfast朝食を取る
have a cold風邪をひいている
have an idea考えがある
have a chance機会がある
have fun楽しむ

「会議をする」は make a meeting でも do a meeting でもなく have a meeting です。会議は新しく製造するものでも 単純作業でもなく、「参加している状態」として捉えられるためです。

迷ったときの見分け方

  • ゼロから何かを生み出す・作り出す → make
  • その場で手に取る・瞬間的な動作を行う → take
  • 内容が決まった作業・活動をこなす → do
  • すでに持っている・参加している状態 → have

この4分類に当てはまらない例外も一部ありますが、大半のコロケーションはこのイメージで説明がつきます。 迷ったときは、まずこの基準に当てはめて考えてみてください。

単語ごとにさらに詳しく調べる

それぞれの動詞について、他の代表的なコロケーションと例文をまとめて確認したい場合は、以下のページも参考にしてください。

覚えた表現をその場でAIとの会話練習に使ってみましょう

よくある質問

Q. make と do の違いを一言でいうと?
A. make は「今までなかったものを、手や頭を使って新しく生み出す」イメージ、do は「決まった作業・活動をこなす」イメージです。make a cake(何もないところからケーキを作る)と do the dishes(すでにある皿という作業をこなす)の違いを思い浮かべると覚えやすくなります。
Q. take と have はどちらも「取る」「持つ」で似ていませんか?
A. 似ていますが、take は「その場で動作として受け取る・行う」瞬間的なニュアンス、have は「すでに持っている・体験している」状態のニュアンスです。take a rest(休憩を取るという動作)と have a rest(休憩している状態)はほぼ同じ場面で使えますが、take a bath → have a bath のように、have のほうがイギリス英語でやや好まれる表現もあります。
Q. 「写真を撮る」はなぜ make a photo ではなく take a photo ですか?
A. 写真は「その場でシャッターを切って手に入れる」行為であり、ゼロから作り出すわけではないため take が使われます。make はゼロから何かを生成・製造するときに使う動詞なので、「撮影」というアクションには馴染みません。